転職・再就職で、せっかく面接まで受けたのに不採用になる場合がありますが、最初からその不採用の理由を知っておけば、あなたも怖くありませんよね。
このページでは、転職就職の不採用の理由について例をご紹介します。
そして、不採用の理由『第1位!』を最後にご紹介します。
まずは、当たり前と言えば当たり前の基本を押さえておきましょう。この辺はあなたも想定内だと思います。
■自分の主体性が無く、いつも受け身
■表情が無く言葉も発せずコミュニケーション能力に問題
■思考も話し方も攻撃的で相手への批判ばかり
■主体性が強すぎて自信過剰のため協調性に疑問
■昔の自慢話が多く未来について語らない
■自分の能力を認知しておらず虚勢ばかり張る
■人間が出来上がって完成してしまって伸びそうにない
■職場・会社に依存して、何がやりたいのか分からない
■具体性がなく全てが抽象的であいまい
■本人の持っているパッションが感じられない
■企業・会社のことを調べておらず不勉強
■その企業・会社を志望した理由があいまい
■転職理由に一貫性がなく感情的で、論理的でない
■知識は豊富だが行動力がなさそう
■話し方が弱々しく消極的
■ペラペラと話しが長く何が言いたいのか分からない
◎採用側の面接官が何となく感じていること
次に、もっとアバウトで「面接官が何となく感じているフィーリング」やあなたの雰囲気についても知っておきましょう。
実際の採用試験や面接では、実は面接官はこんなことを何となく感じて、それも評価に入っているんです。相手も人間ですからね。印象って大事です。
■なんだかウソくさい、うさんくさい
■やたらと、とんがっている感じ
■のらりくらりと、漂うように生きてきた感じ
■自信家で演説だけは上手そう
■何か一つでも光るものが感じられない
■表面的で浅はかな感じ
■ナルシストっぽくて自分の世界にひたっている
■ふわふわしていてエッジが効いていない
■誰かに言われないと何も行動しそうにない感じ
■現場の泥臭い地味な仕事を嫌いそうな感じ
■自分のこだわりが強すぎて合わないとまたすぐ辞めそう
■アゴが上がって上から目線で話している印象
■時々ふてくされたような表情が見える
■そわそわして集中力や落ち着きが無さそう
◎採用側には細かい事も全部見られている
その他にも、面接官だけでなく、受付スタッフなど他の人が受ける印象も加味されています。また、面接会場以外でのあなたの振る舞いも監視されているものです。
些細なことですが、以下のような事もしっかり気をつけていなければいけない注意点です。
■受付での態度から偉そうだった
■ほんの少しでも遅刻したら詫びるべきだが詫びが無かった
■コートやマフラーなど防寒具を着たまま受付に来た
■面接を受けているのに携帯を首からぶら下げたり手に持っている
■案内される前に勝手に面接部屋に入ってきた
■座ったまま挨拶したり、終わった後の挨拶がない
■ペンをクルクル回したり名刺で遊んだり貧乏ゆすりする
■テーブルにひじをついて話していた
■Yシャツや靴が汚れている、擦り切れている、汗臭い
■スーツやYシャツがヨレヨレでシワだらけ
■話しの中で相づちを打つ時に「ウン」と言う
■「って言うのかな~」や「○○で?」など語尾のトーンが上がる
■「ま~ご存じではないと思いますが」など上から目線の言い方
■前職場の肩書で名乗った
■「ほ~」などと感心したり、舌打ちする
■話し方もジェスチャーも大げさ
■「とりあえず○○です」など、「とりあえず」が印象悪い
■「はい、はい、はい、はい」など軽い返事や相づちを打つ
というように、せっかく話の内容は良いのに、ちょっとした態度や身だしなみの悪さでも、それだけで不採用の理由になったりします。
これは当日だけ気をつけても隠し切れませんので、誰かに面接官役になっていただいて、事前に何度も練習する必要があります。
それと、意外と容姿も重要です。太って肥満度がかなり高い人は「自己管理できない人」という目で見られてしまいます。また、接客応対がある職種であれば、お客様や引き先に印象が良くありません。
肥満度が高い方は、ダイエットして良い姿勢の練習などもしておきましょう。
デスクワーク ダイエットがおすすめです。
◎転職・再就職で不採用になる理由『第1位!』
さて最後に、転職・再就職でせっかく面接まで受けたのに不採用になる理由『第1位!』ですが、それはちょっと意外なことでもあり、とてもシンプルなことです。
「やる気が感じられなかった」
ということです。これは実際に採用側の関係者に聞いた理由で圧倒的に多かった理由です。
もちろん細かい採点基準もあるわけですが、結局は人としてストレートに感じる「感じ」なのです。これから自分の職場・会社で意欲的に働いてくれるかどうか・・・。もしあなたが企業・会社の経営者だったら、同じように求めますよね。
でも、じゃ~その「やる気を感じるって具体的にどういうことなの?」と、あなたは疑問に思いますよね。
その「やる気」の正体とは何なのか?
勘違いしやすいのは、やる気を見せるために大きな声でジェスチャーも交えて大げさに熱く語る人がいますが、それはすでに例を上げたように悪い印象しか与えません。
そういうことではなく、「○○をやってみたいです」「○○に興味があります」「○○が面白いと思っています」という、具体的な発言から、面接官は感じ取れるのです。
主体性があって、研究熱心、好奇心旺盛、新しいことにチャレンジできる人材、これから伸びる人・・・
というポジティブな感じを受けるのです。キレイな言葉もカッコイイ素振りも、要らないのです。